フロントラインを使用した後、匂いがするのは普通のことです。

匂いによる猫ちゃんへの害はありませんが、やや機嫌は悪くなりやすいかもしれません。

ただし、効果を最大限に発揮するためには、投与後24時間は拭き取らないことが大切です。

可能であれば、公式サイトの指示に従って2日間待つことが望ましいです。

不安な点があれば、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

猫ちゃんの健康を守るためにも、正しい使用方法を心がけてください。

簡単に、フロントライン使用後の匂いについて、その原因と対処法について詳しく解説します。

フロントラインの種類と匂いの特徴

フロントラインには、主に「フロントラインプラス」と「スポットオン」のタイプがあります。

どちらも使用後には、薬品特有の匂いが発生します。

薬剤が皮膚に浸透する過程で、全身に広がって匂いを感じやすくなるからです。

特にスプレータイプは毛の表面にも塗布するほか、アルコール系の揮発剤を含みます。

そのため、匂いも強く感じられることがあります。

投与後の注意点：24時間は拭き取らない

フロントラインを猫ちゃんに滴下した後は、最低でも24時間は拭き取りしないように。

薬剤が皮膚にしっかりと浸透するために、必要となる期間です。

この期間内に拭き取ってしまうと、薬剤の効果が十分に発揮されない恐れがあります。

公式サイトによるシャンプー・シャワーの指示

フロントラインの公式サイトによると、使用後2日間からシャンプーやシャワーが可能です。

薬剤が皮膚に安定して浸透し、効果を発揮する時間が確保するための期間ですね。

このことから、不安がある場合はこの2日間を待つことがおすすめです。

獣医師の指示に従う

病院によっては、フロントライン投与後24時間経過したらシャンプーしても良いとの指示をする場合もあります。

大切なのは、いつも様子を見て知っているかかりつけの獣医師の指示に従うことです。

不安なときには、2日間はそのままにしておきましょう。