猫のお手やおかわりの覚えさせ方-しつけにこだわらずクリッカーを活用して可愛い姿を見よう
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動画や画像などで、猫がお手やおかわりをしている姿を見かけたことはないでしょうか。
少し嫌がりながらも、しぶしぶ飼い主さんのためにやっている可愛い姿は、どこか憎めずに癒されてしまう飼い主さんも多いはずです。
ただ、猫と犬では性格に違いがあり、しつけは意外に大変。
今回のにゃんコラムでは、猫のお手やおかわりをしつける方法や注意点を紹介します。
猫にお手やおかわりを覚えてもらう方法は、以下の2つ。
・練習を繰り返す
・音をきっかけにする
お互いが楽しい気持ちで続け、長い目でゆっくりと覚えてもらうのがおすすめです。
また、ご褒美はおやつだけにせず、撫でたり、褒めたりすると健康的にしつけられますから、音もうまく活用しながら試してみてください。
目次
猫はお手やおかわりの芸を覚えられる?
猫はお手やおかわりの芸を十分に覚えられますし、場合によっては自ら実践するほど賢い動物です。
ただ、猫と犬は性格や習性が大きく異なり、ご褒美の基準や興味もそれぞれ。
いわゆる「十猫十色」とでもいうほど、その様子は個性に満ち溢れています。
猫と犬は性格が全然違う
犬は群れで行動し、根気のある性格が基本です。
また、飼い主さんやその家族を含めて上下関係を構築しますから、主人だと思っている相手のいうことはよく理解し、しつけの難易度も高くはありません。
しかし、猫の場合は飽きっぽい性格で単独行動を好み、興味がないものには反応しません(例外もありますが…)。
場合によっては上下関係を構築しますが、おおよそ飼い主さんより上の立場として家に君臨。
主人の言うことを聞くといった習性もありませんから、しつけが難しく悩む飼い主さんは多いわけです。
猫にお手やおかわりを教える時期は何歳から?
猫の性格形成は、おおよそ生後3〜7週間までの体験で決まるとされ、これを「社会化期」と呼びます。
この時期を含めて、子猫の時期からお手やおかわりを教えるのがよいですから、「生後2か月程度まで」を目安にしましょう。
ただ、あくまでもこれは覚えやすい時期であって、筆者は3歳と10歳の愛猫がハイタッチを覚えてくれましたし、子猫の時期から続けてもからっきしダメなことがありました。
必ず覚えるものではありませんので、またそれも一つの個性として考えて、別の方法を試したり、愛猫が好む方向に新しい取り組みをしたりするおもおすすめです。
猫のお手やおかわりのしつけ方・覚えさせ方
猫のお手やおかわりのしつけ方は、以下の2つが代表的です。
- 練習を繰り返す
- 音を使う
練習を繰り返す
お手やおかわりは、何度も繰り返すことでようやく覚えてくれるものです(数か月かかることも…)。
ですから、嫌がらない間は以下の手順で何度も繰り返してみましょう。
- お手と言いながら片手で愛猫の前足に触れる
- 愛猫の前足を飼い主さんの手のひらに乗せる
- ご褒美の時間を作る
お手という声ははっきり伝えて、愛猫の前足は優しく包み込むように触れるのがおすすめです。
ただ、前足に触れるのに慣れていないこともありますので、その際にはスキンシップからはじめてみましょう。
前足や後ろ足に触れても違和感のない程度まで、何度も繰り返してスキンシップがとれると、爪切りで嫌がることも減りますから一石二鳥ですね。
ご褒美の時間は、撫でたり、遊んだりを中心に、よほどお腹が空いているときだけ「おやつ」を使います。
音を使う
お手やおかわりを、声の代わりに音を基準にしてみるのも一つの方法です。
何度も繰り返すのは変わりませんが、飼い主さんの声より反応しやすく試しやすいのが特徴です。
- おやつやご褒美タイムの最初出す音を決める
- 何度も繰り返して「音=よいこと」を覚えてもらう
音に反応できるようになれば、徐々にお手の声かけに変えていきます。
- お手と言いながら片手で愛猫の前足に触れる
- 愛猫の前足を飼い主さんの手のひらに乗せて音を鳴らす
- ご褒美の時間を作る
最終的に、音を使わずにお手やおかわりができれば、芸の完成です。
猫にハイタッチやちょうだいを教えるときも同じ
猫にハイタッチやちょうだいを教えるときも、お手やおかわりの方法が使えます。
どのように動かして欲しいのかが変わるだけですから、うまく誘導して覚えてもらいましょう。
ただ、お手やおかわりよりやや難易度が高い傾向があり、できなくても無理強いしないことが大切です。
猫にお手とおかわりを覚えてもらうならクリッカー
猫にお手とおかわりを覚えてもらうときに使う音は、クリッカーがおすすめです。
クリッカーは、ボタンを押すとカチッと音のするおもちゃで、安価で購入できてすぐに使えるのが利点です。
また、はっきりと音が届くので、遠くからでもよいことが起きるというのを伝えられるのもよいですね。
しつけに使えるアイテムは多くありますが、音は意外に覚えがよいですから試してみてください。
呼び出しベルもおすすめ
よく店員さんを呼びだすのに用いられている「呼び出しベル」も、よいことを覚えてもらう際には役立ちます。
根気よく教えると、ご飯の時間になれば自ら鳴らしてくれることもあるほどです。
特定の音ならある程度は代用できますから(シュッ・シャーなどの威嚇にならないもの)、口笛でもお皿の音でもよいでしょう。
特定のグッズにこだわらず、愛猫の反応がよいものを見つけてみるのも面白いかもしれません。
筆者の場合は、ご飯の前にお手やおかわりを教えることもありますので、お皿を指(爪)で叩いて鳴らす音を使うことがあります。
部屋中にバラバラで寝ている愛猫へ集まってもらったり、それぞれの個性的な芸を見せてもらうときの合図として用いていますので、費用がかからずおすすめです(毎日のご飯がそのままご褒美になりおやつも不要)。
猫にお手やおかわりを覚えてもらうポイント
猫にお手やおかわりを覚えてもらうポイントは、以下の3つです。
- お互いが楽しい気持ちで続ける
- 最初から長期目標として何度も繰り返す
- ご褒美で猫を虜にする
お互いが楽しい気持ちで続ける
猫にお手やおかわりを覚えてもらう際には、お互いが楽しい気持ちで続けることが大切。
無理強いしてしまえばその感情が伝わりますし、何より楽しくないことが続くわけがありません。
明るい雰囲気で、楽しい・甘えたい・もっと褒めてほしいなどの気持ちになってくれるように、無理なく続けましょう。
最初から長期目標として何度も繰り返す
猫にお手やおかわりを覚えてもらうのは、そう簡単ではありませんから「長期間かかる」ことを想定して何度も繰り返します。
確かに、調べれば1〜2回で覚えていることもありますが、非常にまれなことです。
愛猫の個性や性格、信頼関係によっても左右されますので、長い目でゆっくりと覚えてもらうようにしてみてください。
ご褒美で愛猫を虜にする
ご褒美で愛猫を虜にするのも、芸を覚えてもらうには有効な方法です。
ここでいうご褒美は、おやつだけに限らず以下のものも含みます。
- 撫でる
- 褒める
- 遊ぶ など
愛猫が何をもっとも好むのかは、飼い主さんが一番理解しているはず。
健康を損ねないご褒美なら、継続しやすくお互いにとってもよいことばかりですから、意識してみてくださいね。
おやつだけに頼るのはNG
ご褒美は何もおやつだけに限らず、喉の下を撫でたり、頭を撫でたりとその愛猫によって異なります。
一般的にはおやつを使うよう書かれているものが多いですが、過剰摂取によって健康を損なう恐れがあるのは人間と変わりません。
「ご褒美=おやつ」の考え方は捨てて、愛猫は何をしたら喜ぶのかを見てみると意外な発見があります。
猫はお手やおかわりをできないのが普通
猫のしつけで注意しておきたいのが、無理強いして叱ることです。
本来、お手やおかわりは猫の生活に不要なものですから、できなくて当たり前のこと。
むしろ、そこに協力してくれる姿勢があるだけでも十分でしょう。
よい感情よりも、嫌な経験や怖い気持ちは色濃く残りますので、叱ったり、叩いたりはNGです。
しつけ専用のグッズはおすすめしない
猫のしつけで、以下のようなグッズをおすすめすることがありますが、「よいこと」として覚えないので芸には不向きです。
また、100%の効果は得られませんし、無理にしつけることは信頼関係を十分に構築できなくなるおそれもあります。
商品を頼ることは間違えではありませんが、嫌がる可能性が高く嫌われるきっかけになることは十分に留意してください。
まとめ
猫にお手やおかわりを覚えてもらう方法は、反復練習と音をうまく活用することです。
無理強いしない程度に継続し、お互いが楽しい環境で取り組めると覚えてもらいやすくなるでしょう。
ただ、おすすめしない方法やグッズもありますので、飼い主さんの判断で使うかどうかは見極めてください。
ぜひこの記事を参考に、いつもと違った愛猫の姿を楽しむきっかけにしてくださいね。
*この記事は、OpenAI社が提供するGPTのAPIを活用して作成しています。オジィがすべて確認していますが、お見苦しい点、間違い、誤表記などがあればお気軽にお問い合わせください。