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鳴かない猫ならマンションで飼える?ペット不可物件を避けるべき理由と飼いやすい種類を紹介

  • 2022/09/07

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「鳴かない猫ならマンションで暮らしても迷惑にはならないだろう」
「鳴かない猫なら騒音の心配がないからペット不可物件でも大丈夫」

このような考えをもつ飼い主さんは一定数いらっしゃいますが、他人のことに構わずに自分だけの世界でわがままに過ごす姿勢は誰も幸せにできません。

今回のコラムでは、ペット不可のマンションで猫を飼うリスクや、猫とのマンション暮らしを快適にするコツについて解説します。

あわせて、鳴かない猫の種類も紹介するので、最後までご一読ください。

今回のまとめ

マンションはペット不可となっている場合、強制退去(一方的にオーナーが賃貸借契約を解除できる)のリスクがあります。また、ペットについて言及されていない場合も、事前に確認しておくと安心です(意外に書いてなかっただけってあります)。

こっそり猫と一緒に暮らそうと思っても、以下のことでバレてしまうのでおすすめしません

・鳴き声
・物音
・におい
・ゴミ
・猫の毛
・買い物の中身
・体調不良などの緊急時のトラブル

大人しくて鳴かないから大丈夫というのは根拠がなく、バレた後に愛猫や自らに大きなリスクがあることを知って、物件探しに力を注ぎましょう。

猫と一緒に暮らすなら、相応の環境を整えて双方に負担がかからない状況が幸せな家庭を築く大切な要素です!一軒家であっても周囲から苦情を受けることもありますので、慎重に探しましょう。

一切鳴かない猫でもペット不可マンションは飼育厳禁

よく鳴くかあまり鳴かないかは猫の個体差によるもの。

無駄鳴き・夜鳴きなどがひどい猫ならマンション隣人への騒音が気になりますが、一切鳴かない猫なら少なくとも騒音問題の心配はなさそうです。

ただ、現在お住まいのマンションや引越し予定のアパートが「ペット不可物件」の場合には、鳴かない猫でも飼育は避けるべきでしょう。

マンションで猫を飼いたいなら、「ペット不可物件以外」に居住するのが必須です。

ペット不可マンションで猫飼育がバレると強制退去になる

ペット不可マンションでも鳴かない猫なら飼っても大丈夫」というのは大間違い。

というのも、ペット不可マンション入居時に締結した賃貸借契約に違反するため、強制退去になる可能性が高いからです。

「鳴かない猫だから騒音などの迷惑はないはず。だからペット不可物件でも飼育してもよい」という理屈は飼い主さんサイドの一方的なわがままでしかありません。

次のような「賃貸人・賃借人間の信頼関係を破壊するような事象」が発生したときには、オーナーサイドが賃貸借契約を一方的に解除できるようになっているので、ペット不可マンションでの猫と一緒に暮らすのはお控えください。

  • ペット不可マンションで猫を飼う
  • 飼育が認められていない動物を飼う
  • 3か月以上の賃料不払い
  • 騒音・振動などのトラブルが頻発して隣人等からの苦情が絶えない
  • 賃貸人に暴力を振るうなどの問題行為に走る
  • 賃貸借契約締結時に虚偽の情報を提供している など
「鳴かない猫を飼うくらいいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、規約違反を生じている以上、猫を飼う行為はここに列挙したような悪質な行為と同等だと捉えられても文句は言えません。

ペット不可規約違反の強制退去費用は高額になる

鳴かない猫を隠れて飼育しているのがバレると、マンションの強制退去時に高額の費用を請求される可能性が高いです。

というのも、本来、「物件を通常使用した範囲での摩耗」などについては費用請求されないことが多いですが、
ペット不可マンションで猫と暮らすのは明らかな違反行為なので、原状回復に必要な全費用の負担を強いられるからです。

請求される費用項目としては、以下のものが挙げられます。

  • フローリング・壁紙・支柱などの修繕費用
  • 防臭などのハウスクリーニング費用 など

飼い主さんサイドが支払いに応じないと、民事訴訟を提起される可能性も否定できないので、大きな負担になるでしょう。

他にも、引越し費用・違約金など、退去後の引越し先に転居するには数十万円以上のお金がかかる可能性があります。想像以上のトラブルに発展するリスクを考えれば、最初からペット可物件に入居するべきでしょう。

賃貸借契約書に「ペット不可」の記載がなくても事前にオーナーと相談するのがベター

賃貸マンションのなかには、ペットの飼育可否について規約に記載がない場合があります。

「禁止されているわけではないのだから、鳴かない猫くらいなら飼っても大丈夫だろう」と思われるかもしれません。

もちろん、規約でペット飼育が明確に禁止されていない以上、猫を飼ってもいきなり退去を強いられることはないでしょう。

ただ、猫をめぐるさまざまなトラブルが発生した場合に住みにくくなったり、騒音・臭い・振動などの観点から契約解除を申し立てられたりするリスクがあります。

ですから、マンション規約にペット飼育の可否が記載されていない場合でも、猫を飼育するなら事前に賃貸人・管理会社の了承を得ることをおすすめします。

鳴かない猫をこっそり飼っても意外とバレる

「ペット不可マンションでもバレなければ問題ない」と思われるかもしれませんが、鳴かない猫をこっそり飼っても意外と簡単にバレるものです。

隠れて飼ってる猫がマンションオーナー・管理会社にバレる要因として次の事柄が挙げられます。

  • 鳴き声
  • 物音
  • におい
  • ゴミ
  • 猫の毛
  • 買い物の中身
  • 体調不良などの緊急時のトラブル

鳴かない猫もいつ鳴くか分からないから

今は一切鳴かない猫でも、そのうち鳴き声をあげるようになるかもしれません。

たとえば、夜鳴き、発情期鳴き、無駄鳴き、病気を訴えて鳴くなど、鳴き声は猫からのサインです。

特に、ペット不可マンションなら、近隣住民は動物の鳴き声などに敏感なはず。

飼い主さんが留守をしているタイミングで猫の鳴き声がひどく、それが原因でオーナーに苦情がいくということもあるでしょう。

ある日を境に頻繁に鳴くようになるというケースも少なくないので、鳴かない猫でも鳴き声が原因でマンションにバレる可能性が生じます。

鳴かない猫でも物音をたてるから

一切鳴かない猫でも、部屋のなかで一日中ずっと静かにしているのは稀です。

部屋の中を走り回ったり、高いところから飛び降りたり、着地音や足音を鳴らすことがあるでしょう。

マンションの場合、鉄筋コンクリート構造のような頑丈な物件でも、足音・物音は下の階・隣室に響くものです。

振動が日常的になると、マンション近隣住民に猫を飼っていることがバレるでしょう。

飼い主さんがそばにいるからこそおとなしく過ごせる(安心している)だけで、離れただけでも大声をだすといったことは非常に多い事案です。

猫のにおいが漏れるから

猫と同居している飼い主さんは気付きにくいものですが、部屋の中には猫のにおいが充満しています。

すると、窓を開けたり換気扇を回したりするたび、部屋にこもった猫のにおいが外に漏れ出てしまいます。

「猫のにおいが漏れるので換気ができない→換気をしないとにおいがひどくなる」の悪循環におちいり、猫をこっそり飼っていることがバレるでしょう。

マーキングや粗相のにおいはそう簡単にとれませんし、温度や湿度があがる時期には落ち着いていたにおいもひどくなるものです。筆者の家でも定期的に汚れた壁紙や床を廃棄していますが、においを完全に消すことはできません。

猫のゴミでバレるから

マンションの場合、住民が共用部分のゴミ捨て場を利用するのがほとんどです。

すると、トイレシート・キャットフードの袋・排泄物などのゴミが他の住民の目につくことになり、猫の飼育がバレやすくなります。

お住まいの地域によっては、ゴミを隠すような捨て方は回収不可とされる場合があります。また、ウェットフードをよく使う場合は、においがひどくなるのでゴミ袋から漏れ出ることもあるほどです。

猫の毛でバレるから

猫の毛は洋服に付着しやすく、服装の色によっては猫の毛が目立ちやすいでしょう。

マンションの住民や管理人さんと顔を合わせるときに猫の毛付きの服装を見られると、猫を飼っていると疑われる可能性があります。

また、猫の毛はコロコロや毛玉とりを使っても、そう簡単にはとれませんし、洗濯機に蓄積してしまえば他の衣類にまで付着します。

徹底的に隠すなら、洗濯機をわけたり、衣類を収納している場所から離したりする「大きな投資」が必要になるはずです。

猫の餌や飼育道具の購入でバレるから

キャットフードや猫砂など、猫を飼育するには定期的に商品を購入しなければいけません。

買い物の帰り姿をマンション住民・管理人さんに目撃されると、猫を飼っていることがバレるでしょう。

意外にバレる特徴的なパッケージ

猫用品はパッケージが特徴的なので、遠目からでも簡単にバレかねません。

それに、「住民の目につかないように買い物をしよう」と気を張り続ける生活をするのもストレスが溜まるでしょう。

また、一般的なドライフードでも大きなものですから、袋に入れていてもかさばりますし、ネット通販を活用していたら「商品サンプル」が届いてバレることも。

猫と一緒に暮らすことは、周りからみると大きな変化です。バレないように用品を揃えられたとしても、ふとした油断や自らではコントロールできない部分で普通に気付かれます。

猫の体調不良や緊急時のトラブルが原因でバレるから

大人しくて鳴かない猫でも、いつ病気や怪我になるか分かりません

すると、動物病院に連れていくために自宅マンションから連れ出す必要が生じますが、その際に、ケージに入れた猫の姿を目撃される可能性があります。

普段は大人しい愛猫も、ケージという不慣れな空間に加えて、嗅いだことのない外のにおいで落ち着きをなくして大声を出すことも…。

猫用品やゴミを目撃されるのとは異なり、猫と一緒にいる姿を見られると言い逃れのしようがないでしょう。

「住民に見られると困るから、少しの体調不良くらいなら動物病院受診は控えよう」となると愛猫のためにならないので、ペット不可マンションで猫を飼育するのは避けるべきだと考えられます。

  • 鳴かない猫もいつかは鳴く
  • 物音は意外に遠くまで響く
  • においを対策しても漏れ出てしまう
  • トイレのゴミや猫の毛は隠しにくい
  • 猫用品の購入で意外にバレる
  • 体調不良や緊急時に鳴き声や受診でバレる

マンション暮らしなら鳴かない猫を選ぶべき?

マンション暮らしで猫を飼うなら鳴かない種類の方がよいと言われることがあります。

確かに、マンション生活は他の住民への迷惑が気になるもの。「できればトラブル要因は排除した方がよい」と考えるのは当たり前のように思えるかもしれません。

ただ、飼い主さん側だけの事情を猫に押し付けるのは考えものです。

鳴き癖のある猫でも飼い主さんと相性ぴったりの場合もありますし、「マンション暮らしだから鳴かない猫の方がよい」という理由だけで運命的な猫ちゃんとの出会いを放棄するのは少し悲しいですよね。

もちろん、猫最優先の生活が原因で飼い主さんの暮らしがままならない状態になるのもおかしな話。

ですから、飼い主さん・猫の双方が幸せに暮らせるように、お互いの相性・事情を総合的に考慮して一緒に暮らすべきかを慎重に判断しましょう。

近隣住民とのトラブルリスクを回避するなら鳴かない猫の方がベター

とはいえ、「マンション暮らしは避けられないものの、どうしても猫ちゃんと暮らしたい」とご希望の飼い主さんもいらっしゃるはず。

そして、「できるだけ猫に負担をかけないようにしたい」とお考えなら、最初から鳴かない猫を選ぶのも間違いではありません。

特に、近年ではペット飼育をめぐる近隣トラブルなどが増加傾向です。

マンションの近隣住民とのトラブルは飼い主さんや愛猫のストレス要因になりかねないので、愛猫との平穏な暮らしのために鳴かない種類を選択するのも猫ちゃんのためかもしれませんね。

鳴かない猫とのマンション暮らしに関するよくある疑問

最後に、猫とのマンション暮らしに関するよくある疑問を紹介します。

  • 鳴かない猫は病気?
  • あまり鳴かない猫の理由は?
  • 鳴かない猫の種類は?
  • 保護猫でも鳴かない子はいる?
  • マンションの構造で近隣住民への迷惑度合いは変わる?
  • 猫の騒音トラブルを回避・軽減するコツはある?

鳴かない猫は病気?

一切鳴かないからといって病気であるとは限りません。

鳴く頻度や度合いは、猫の性格によるものです。

大人しく鳴かない猫ちゃんがいる一方で、喉の疾患を抱えてサイレントニャーのレベルしか出ないといったこともあります。

また、鳴くという習慣を子猫のころからまったく経験していない(親元からすぐに離れた等)場合、「シャー」という威嚇が鳴き声になっていることもあるほどです。

なぜあまり鳴かない猫がいるの?

猫は「にゃあ」と鳴くものだとお考えの方にとっては、鳴かない猫は「猫らしくない猫だ」と思われるかもしれません。

ただ、猫が鳴くかどうかは個体差が大きいものです。

たとえば、大人しい性格・我慢強い性格・人見知りの性格の場合、飼い主さんに鳴かないということは少なくありません。

なお、普段はあまり鳴かない猫でも、病気や怪我などの不調を抱えていると、飼い主さんを威嚇したり無駄鳴きを繰り返したりすることがあります。

あまり鳴かない猫が鳴くようになったときは「何か伝えたいことがあるのではないか?」と受け取って、愛猫の様子をしっかりと観察してください。

マンション暮らしにぴったりの鳴かない猫の種類はある?

鳴くか鳴かないかは個体差・性格に依拠するところが大きいですが、一般的には次のような猫種は「鳴かない猫・鳴きにくい猫」だといわれています。

  • ペルシャ
  • アビシニアン
  • バーミーズ
  • ロシアンブルー
  • エキゾチックショートヘアー
  • シャルトリュー
  • ヒマラヤン
  • スコティッシュフォールド
  • ブリティッシュショートヘアー

ただし、性格・生育環境・月齢などの事情により、これらの猫種でもよく鳴く個体がいます。

保護猫でも鳴かない子はいる?

「保護猫はよく鳴いてうるさい」というのは誤解です。

もちろん、環境への不安や飼い主さんへの甘えの気持ちから、要求鳴きがひどい子もいるでしょう。

とはいえ、鳴き癖は種類・生育環境などに左右されるものです。

「保護猫だからマンション暮らしに向かない」と決めつけてしまうと素敵な猫との出会いを失うことになりかねないので、猫の”肩書き”ではなく、猫の性格と向き合うようにしましょう。

鉄筋コンクリート造のマンションなら鳴かない猫飼育がバレにくい?

マンションの構造が騒音レベルに影響するのは間違いありませんが、「鉄筋コンクリート造だから騒音の心配がない」というわけではありません

鉄コン造の方が木造物件よりも静かですが、それでも下の階や隣の部屋に物音は響くでしょう。

また、鉄筋コンクリートであっても、その構造上「薄く作られている部分」は、音がよく届きます

優れた防音性能の建物であっても、100%の精度を誇るものではないため過信は厳禁です。

マンション暮らしで猫の騒音トラブルを軽減するコツはある?

猫とマンション暮らしをするなら、できるだけ騒音トラブルには気を付けた方がよいです。

鳴かない猫なら「鳴き声」は心配ありませんが、着地音などの音・振動は避けられないからです。

ですから、トラブル回避・軽減のために、次のような対策をとっておくことをおすすめします。

  • お隣さんや階下の住民に挨拶をしておく
  • 猫が暴れたりしないように普段から安心した環境を提供する
  • 防音シートやマットを敷いておく

まとめ

猫とマンション暮らしをするなら、ペット不可物件は厳禁です。

バレるリスクが高く、また、バレたときのデメリットが大き過ぎるからです(強制退去・引越し・高額な費用負担)。

また、ペット可マンションで猫と暮らす場合でも、近隣住民への迷惑は忘れてはいけません

その際、防音シートなどの対策をとったり、鳴かない猫をお迎えしたりするのも選択肢のひとつでしょう。

愛猫との平和な暮らしのためには、猫・飼い主さん双方が安心できる環境を作るのが重要です。

一方の事情を押し付けたり周りに迷惑になったりしないように、お互いのことを尊重しながら適切な暮らしを模索してください。

*この記事は、OpenAI社が提供するGPTのAPIを活用して作成しています。オジィがすべて確認していますが、お見苦しい点、間違い、誤表記などがあればお気軽にお問い合わせください。