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令和3年度・猫の実態調査がペットフード協会より公開-飼育数の年代別推移編

  • 2022/03/06

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サマリー

前回で紹介した『飼育数の推移』に加えて、年代別の情報と新たに猫を家族として迎え入れたい人の年代を抜粋して紹介します。

結果としては、男女問わずに30代で家族を迎え入れている、または現在も一緒に過ごしている人が多い結果でした。

また、令和3年の時点で男性は20〜30代(既婚子あり)、女性は60〜70代(単身)で家族に迎え入れたいという気持ちが強まっている傾向がありました。

※本調査のデータ・出典元は『こちらの公式ページ』をご覧ください。

現在 – 猫の飼育数を年代別で見た推移

猫 現在 飼育数
※拡大推計(誤差が生じる可能性を踏まえた母集団全体データ)

令和3年では、男女の性別をわけずに調査された結果、新たに30代の猫と一緒に暮らす人が増えている傾向がありました。また、やや40〜50代で横ばい・減少しているようです。

同調査で猫の平均寿命の結果は『15.66歳』ですから、30〜40代から猫をお迎えした場合には50〜60代で虹の橋を渡ります。こうした背景を考えると、増減は自然な傾向ではありそうです。

今後は新たに猫を家族として迎え入れたい人の年代

猫 今後 推移
※拡大推計(誤差が生じる可能性を踏まえた母集団全体データ)
猫 年代別 飼育意向
※拡大推計(誤差が生じる可能性を踏まえた母集団全体データ)

少し表が小さいですが、令和3年意向で新しく猫と一緒に暮らしたいと考えている人の『年代別推移』です。単身女性の60〜70代の推移が高まり、新しく家族に迎えたいという気持ちが強まっていることがわかります。

この調査では、男女別に以下の5つに分類して結果がまとめられています。

  • 単身
  • 未婚親同居
  • 既婚子なし
  • 既婚子あり
  • 配偶者無し子あり

以下に、それぞれの推移を見やすく表へまとめていますので、まずはそちらを見ましょう。

「単身」の男性・女性

単身だけで猫を家族に迎え入れたい人の推移を見ると、20〜50代までの女性がもっとも多い結果です。

一方で、男性の推移は伸び悩んでいることもわかります。

■男性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201715.113.59.8
201815.813.59.4
201914.113.69.2
202013.113.99.8
202110.511.510.4

■女性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201724.123.111.6
201824.723.114.4
201922.923.613.0
202023.921.413.6
202122.621.414.0

「未婚親同居」の男性・女性

未婚親同居の家族構成では、20〜50代の男性・女性のどちらも徐々に推移が下がっていることがわかります。

一般的に未婚親同居の場合は、単身と比べると以下の要素が生活に関連します。

  • 生活にかかる費用の違い
  • 異なる生活習慣
  • 猫に対する考え方の違い

自らだけでは決めきれなかったり、複数の要素によって自由がなかったりと、猫を迎え入れるのに厳しい状況ができているのかもしれません。

■男性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201718.918.815.7
201817.018.913.1
201917.616.113.8
202016.917.211.4
202115.316.913.2

■女性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201726.925.521.7
201824.724.518.2
201925.022.814.7
202023.722.712.9
202122.021.912.2

未婚親同居の家族構成では、20〜50代の男性・女性のどちらも徐々に推移が下がっていることがわかります。

一般的に未婚親同居の場合は、単身と比べると以下の要素が生活に関連します。

  • 生活にかかる費用の違い
  • 異なる生活習慣
  • 猫に対する考え方の違い

自らだけでは決めきれなかったり、複数の要素によって自由がなかったりと、猫を迎え入れるのに厳しい状況ができているのかもしれません。

「既婚子なし」の男性・女性

既婚子なしの場合も、未婚親同居と同様にやや減少傾向があります。しかし、男性・女性の60〜70代においては数値が上昇しつつあるようです。

若い世代では、今後の生活に不安を抱えたり、変化に対応できる余力が求められたりと、やや迎え入れに不安が残るのかもしれません。

■男性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201718.818.69.9
201816.218.79.0
201916.217.89.9
202015.218.79.5
202114.517.710.2

■女性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201726.322.711.1
201824.521.611.3
201922.721.412.1
202023.521.811.2
202122.721.611.4

「既婚子あり」の男性・女性

既婚子ありの場合は、60〜70代の男女で推移が横ばい・減少している傾向がありました。しかし、20〜30代では伸びつつあります

子どもが小さい頃から、一緒に兄弟のように暮らせる猫と過ごす家庭が増えているのは喜ばしいことです。一方で、年ごろの子どもを抱える家庭では、出費の面から推移が減少しているのかもしれません。

■男性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201711.213.314.6
201811.913.314.1
201911.112.713.2
202013.314.014.8
202113.613.214.7

■女性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201713.516.917.2
201813.615.517.8
201912.515.317.5
202012.714.715.7
202114.614.615.7

「配偶者無し子あり」の男性・女性

最後に、配偶者無しで子ありの家庭では、男性では40〜50代の推移が上昇し、女性では全体が減少する傾向です。

例年の推移から推測すると、2022年の調査では女性の推移が上昇しそうです。猫という新しい家族を迎え入れ、心機一転して生活をスタートさせるといった動きもあるかもしれません。

■男性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201717.911.312.4
201810.914.78.6
201918.114.411.3
202021.610.812.2
202116.213.112.2

■女性

 20〜30代40〜50代60〜70代
201718.821.719.2
201817.320.117.0
201918.918.417.1
202018.920.218.6
202117.217.816.8

最後に…

今回は、現在で猫と一緒に暮らしている人の年代や家族構成、今後の予想について紹介しました。

結果として、まだまだ2017年から上昇を続けている猫の人気。おうち時間の増加で増える一方で、感染症の収束から不当な扱いを受ける恐れも懸念できます。

次回は、同調査結果からどのような猫が一緒に過ごしていて、平均年齢は伸びているのかに触れます。

※当記事は情報を抜粋し、編集部の考察を添えております。あくまでも1つの考えであり、その背景の事実は各ご家庭によって異なりますので、あらかじめご了承ください。

*この記事は、OpenAI社が提供するGPTのAPIを活用して作成しています。オジィがすべて確認していますが、お見苦しい点、間違い、誤表記などがあればお気軽にお問い合わせください。